
どうもみなさん、こんにちは!Kevinhttps://x.com/Kevinabroadlife🇨🇦です!
本日は今世間を揺るがしている高校野球に関して書いていこうと思います。
実は筆者であるKevinは高校の時、野球部で甲子園を目指していました。私は大阪の高校で知っている方も多いと思いますが、大阪は屈指の強豪校が勢揃いで甲子園に出るには相当頑張らないといけません。
私の学校も甲子園を目指し、日々頑張っていたのですが、初戦で20-0で負けてしまいました。しかも初戦で私たちを破った高校は次の試合で私たちと同じくらいの点数さで負けてしまいました。
私は心の中で「点数差ラグビーか!」と突っ込んでしまいました。
まあ、私が全ての青春時代をかけた野球が惨敗という形で幕を閉じましたが、やはり現在でも高校野球を楽しみながら観戦しております。
しかし今年に入って、聞きたくない話が舞い込んできました。
その話がが「広島の広陵高校のいじめ問題」です。甲子園を目指した元野球部のキャプテンKevinの経験をもとにKevinの考えを書いていきたいと思います。
広陵高校内で起こったこと
1. 発端
- 被害生徒が寮で禁止されている「カップ麺」を食べたことをきっかけに、上級生4名から暴行を受けたとされています。単なる指導とは言えない明らかな暴力行為です。学校は当初これを「いじめではない」と判断していましたが、被害生徒は転校を余儀なくされました。
2. 加害の様相と影響
- 暴力行為によって被害生徒は心身に深い傷を負い、名門校で夢に燃えていた環境から、苦渋の選択として転校に至りました。心情的にも家族としても被害届提出(7月)がなされ、真相解明を強く望んでいる様子が伺えます。
3. 制裁と認識のズレ
- 学校が行った処分は関係する上級生への「謹慎」対応でしたが、いじめ防止法に基づく「重大事態」としての広島県への報告はされず、対応の軽さが批判されています。
- 高野連(高校野球連盟)は学校に対して「厳重注意」の処分を行いましたが、過去の事例と比べると軽めとの指摘が多くありました。
SNSやネット上でのさらなる告発
発覚したより残酷な内容(真偽未確認)
- Instagramの匿名アカウントを通じて、被害者が正座させられたうえ、大人数から暴行を受け「死ぬほど蹴られた」「顔も殴られた」などの告発が投稿されました。また、性的な屈辱行為(便器や性器を舐めるよう要求)など過激な内容も含まれていました。
- 監督が被害生徒に「嘘はつくな」「これが原因で2年生の対外試合がなくなるぞ」と圧力をかけたとする証言もあり、真相を巡る見解に乖離があります。
実名告発とさらなる暴露
- 元部員の父親(実名)がFacebookで投稿し、被害者が受けた具体的な性的暴行(性器を触られる、乳首を舐めろと言われる、風呂で熱湯をかけられる、首を押さえつけられる)などを実名で告発しました。被害届はすでに警察に提出されており、第三者委員会による調査を求めているとのことです。
ネットでの過剰な個人特定
- 5ちゃんねる等の掲示板では、加害者とされる上級生の人数が4名より多い9名、被害者が2名いたなど、情報が過熱し拡散。SNSや卒業アルバムなどから個人の実名や写真、SNSアカウントなどが晒される事態に発展しています。これは真偽不明な情報も多く含まれ、名誉毀損やプライバシー侵害の可能性も指摘されています。
私はこの状況を見て、驚きというよりかは
「まだ、こんな時代があるのか」という感情になりました。正直強豪校に行くとここまでは酷くないものの似たケースがよく起きていると知人が話してくれました。
もちろん私は高校生が下級生に転校を余儀なくさせたという問題にはすごい憤りを感じますし、甲子園辞退というのが妥当だと思いますが、私は最も憤りを感じるのは学校と野球連盟の対処です。
学校の対処は
・加害者を謹慎処分にした
・文部科学省が定める「いじめ防止対策推進法」上の 「重大事態」(転校を余儀なくされるなど)に該当する可能性が高かったにも関わらず、広島教育委員会に報告はしなかった
・「いじめではない」とする姿勢で、被害者家族や世間から「対応が軽すぎる」と批判を受ける
野球連盟の対処対処としては
・学校からの報告を受け、「厳重注意」という処分に留めた
・対外試合禁止や大会出場停止などの重い処分はなかった
・過去の同様の不祥事(暴力・いじめ)に比べると処分が軽く、「名門校への甘い対応ではないか」と批判の声が上がりました
これらから見てわかる通り、結局は甲子園を辞退したものの、1回戦は戦っていますし、もしSNSで被害者の父親が投稿せず、明るみに出なければ、大会でまだ戦っていたかもしれません。受け身という形で棄権をせざるを得ない手段をとった広陵高校と連盟に憤りを感じます。
広陵高校はおそらくこれは「いじめではない」という意味はそんなに大ごとではないという意味かもしれませんが、私からすると「いじめではない」のはもちろん「犯罪」であると思います。いつまで高校生中学生のいじめを「いじめ」と捉え続けるのでしょうか。これは立派な犯罪です。
日本でスポーツをしている人ならわかると思うのですが、日本は特に縦社会で、上級生が言えば、下級生は逆らうことができず、絶対にしないといけません。それは強豪校になればなるほどその立場の差が強くなる一方です。
ですので私は上級生から下級生の差をなくすにはこの縦社会という構造自体を見直す必要があると思います。
海外は年上が偉いとかはなく、年下が年上に注意や命令などもします。こういった文化が日本に入り、グローバル化すると少しは縦社会の文化がなくなると思います。
しかし先ほども言った通り、それは長い年月がかかると思われます。ですので、被害者が少なくなるように少しでもいじめや犯罪をされていると感じるのであれば、家族もしくは警察に連絡をしましょう。
また、私たち一人ひとりが「これはいじめではなく犯罪だ」と認識を変えていくことが、未来の高校球児たちを守ることにつながると思います。
✍️ Kevinのまとめ
- 広陵高校の件は「いじめ」ではなく「犯罪」
- 学校・高野連の対応は軽すぎる
- 縦社会文化の見直しが必要
- 声を上げる勇気が、次の被害者を救う
今日は少し重い記事になってしまいました。またいろんな記事を載せていこうと思いますのでまた見てください!ありがとうございました!
本日の豆知識
タコは脳が3つある
- タコには「中央の脳」と「腕ごとの小さな脳」があり、腕ごとに独立して動かせる
- だから腕が勝手に動いて餌をつかむこともある
ではSee you later Alligator!
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